サマリ
- スマホの通信量が鰻登り
- ローカルプロキシになるアプリを導入
- 通信量が大幅に減った
- いらない広告とか遮断してくれてる
きっかけ
最近、スマホの通信量が鰻登りで困っています。とくに帰宅時(午後)の移動時間の通信がなぜか妙に多くなります。そうすると、どこに通信が出ているのか、無駄な通信はないのか知りたくなります。
会社でインターネットに接続するときは、通常はプロキシサーバを経由してアクセスしているはずです。業務に関係のないサイトは「遮断」してくれるので、スマホの通信でも同じことできないかな、と考えてみました。
ローカルプロキシを立ててみる
ローカルにプロキシサーバ立てて、そこ経由で通信させれば、どこと通信しているかログが取れるかななんて考えてみたり。ついでに不要な広告とかは遮断してしまえば余計な通信発生しないな、とも考えてみたり。
こうなっているのを...
こうしたい。
で、探してみたら国産のアプリがあったので導入してみました。
※ このアプリは最終更新がちょっと古いです。気になる人は他のアプリ探したほうがいいです。
この手のアプリはアヤシイのが多いのですが、ダメ元で導入です。変な通信出しそうなら Wi-Fi ネットワーク側で通信監視してみればいいかな、と。
Android のモバイルネットワーク(APN)の設定にはプロキシサーバの設定が入れられるので、こんな感じで設定を入れればすべてのモバイル通信がプロキシサーバ(今回導入したアプリ)目指して飛んでくるはず。
結果
プロキシログをアプリ側で確認してみると、広告サイトやトラッキングサイトの読み込みがたくさんありました。広告やトラッキングスクリプトの読み込みや実行は意図していないにも関わらず、もちろんトラッキングを動かしていることは閲覧者に対して明示されていませんが、たくさんダウンロードしてたくさん通信量とスマホの処理能力が利用されていました。
(例です。他意はありません。)
今回入れたプロキシサーバではログを確認することで気になる広告やトラッキングスクリプト(上記のサイトの様にHTTPの場合)、外部サイトの読み込みを把握することができます。ドメインで遮断する設定ができるので、いらない広告系ドメインはバシバシとフィルタに追加していくことで余分な読み込みを遮断。結果としてサイト閲覧中のうっとおしい誤タッチを狙った広告は出なくなりました。通信量も減ったので導入は正解だったかな、と考えています。